更年期の美容ケアについて
2019年09月12日
40代から50代にかけては、更年期と閉経時期が重なるため、肌の水分保持力や弾力性を保つコラーゲンが減少し、乾燥やシミ、シワ、たるみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
加齢とともに女性の肌は乾燥しやすくなるため、肌にダメージを与えないように、レチノイン酸やビタミンC配合されたものなどのアンチエイジングコスメでのケアも有効です。
また、閉経前と閉経後では、ケアで使う美容液は変えたほうが良いとされています。
更年期初期の閉経前であれば、女性ホルモンが分泌されているため、女性ホルモンを補う美容液を使ったケアが有効です。
閉経後でも約5年程度は、女性ホルモンは分泌されますが、その後は分泌されなくなるため、閉経後には、保湿効果が高く常に潤いを感じることができる美容液を選ぶようにします。
更年期が進むにつれて、肌が敏感となるため、年齢に合わせて化粧品を選ぶ必要があります。
閉経前であれば、肌のターンオーバーを促す効果のあるビタミンA誘導体であるレチノールやコラーゲン、プラセンタエキスが配合されているものが適しています。
ターンオーバーを促進する医薬品にはヒルドイドというものがあります。
ヒルドイドは病院で処方してもらう薬ですが、化粧品感覚で使う人が増えているためなかなか大量にもらうことができません。
そのため、入手の際にはヒルドイドを通販で買う方法が主流になってきています。
また、ビタミンC誘導体やプラセンタエキスのようなメラニン生成を抑制しつつ、コラーゲンを増やす働きのある成分を補うなど、効果の違うものを複数使って肌ケアを行います。
閉経後には、美容成分を肌の奥まで浸透させてくれるタイプの美容液を選びます。
最近では、50代向けの独自開発した美容液があり、どれも保湿効果が高く、ハリと潤いを蘇らせる効果が期待できます。
肌荒れなどを起こしている場合には、更年期によるホルモンバランスの変化などによる場合もあるため、体の中から改善できる漢方が有効です。
漢方でホルモンバランスを整えることで、肌荒れ改善の効果が期待できます。